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眼科で購入するコンタクトレンズ



眼科で購入するコンタクトレンズ
インターネットで簡単にコンタクトレンズが購入できると初めて知ったとき、驚いたという方は少なくないのではないでしょうか?

眼科まで足を運ぶ面倒がなく、待合室で長い時間待たされることもなく、ワンクリックで買えてしまうお手軽さ。コンタクトレンズを購入することを手間がかかるものだと考えていた期間が長ければ長いほど、きっとその驚きは大きかったはずです。

また、インターネットで購入する際のコンタクトレンズの安さを知って、訝しんだ方もいらっしゃるでしょう。

例えば同じ「アキュビュー・オアシス」であったり、同じ「エア・オプティクス・アクア」だったりするのに、眼科で購入する価格とネットでの最安値とでは約2,000円もの価格差があります。

もちろん実店舗を持たないネットショップと対人販売しているショップとでは事情が全く異なりますし、診察をきちんと受け、度数も測り直しての安心感はお金では絶対に比べられないと重々承知はしていても、数字が持つインパクトは非常に大きなものだと言わざるを得ません。


医販分離の原則

そもそも「眼科でコンタクトレンズを買う」という表現自体がおかしなものなのです。

例えばこれは最寄りの眼科の例なのですが、先生の診察を受け、その指示のもとに、カーテンで仕切られた同じフロアの中にいるスタッフの指導を受けてコンタクトレンズを購入する。

これはほとんどひとつの流れ作業です。
でも本来は眼科とコンタクトレンズショップとは全く別のものでなければならないのです。

医販分離の原則から、医療機関が営利目的で販売を行ってはいけないからです。

一見眼科内でコンタクトレンズを販売しているように見えても、「○○クリニック」と「xxコンタクトレンズセンター」などという具合に別々のものとして登録されているはずです。


コンタクトレンズの購入には処方性が要らない

眼科で検診を受けた場合には、レンズはそのままそこで購入してしまうというのがよくある流れなのですが、本来なら眼科で処方箋だけを発行してもらい、レンズは他のショップで購入ということも可能、というわけですね。

とはいえ、そういうパターンを嫌う眼科は少なくなく、処方箋のみの発行を断ったり検診そのものを保険の適用外としているところも多いそう。

厚生労働省の指導で進められている医販分離ですが、未だグレーゾーンの部分が多いということなのでしょうか。

その一方で、コンタクトレンズを購入する際に処方箋を必要としないショップがほとんどというのが現状だったりもするわけです。(購入の際に処方箋の提出を求めているショップもありますが、ショップ独自の判断ということになります。)定期検診をほとんど受けることなくコンタクトレンズを購入する方が増えているのは、そういう歪な現状も関係しているのでしょう。

今でこそカラコンがバラエティショップやドラックストアの棚に並んでいる光景は珍しいものではなくなりましたが、そこには根本的に解決すべき問題も潜んでいると言えるのではないでしょうか。

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カテゴリ: カラコン豆知識

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