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コンタクトレンズを選ぶ時に気を付けた方が良い判断基準



コンタクトレンズを選ぶ時には、どのようなことを基準にして選んだら良いのでしょうか?
コンタクトレンズを選ぶ時に気を付けた方が良い判断基準がいくつかあります。
コンタクトレンズを選ぶ時に気を付けた方が良い判断基準

まずは“ベースカーブ”について

コンタクトは眼の中に入れるものですから、人それぞれ装着した時の“着け心地”は違います。その着け心地を良くする為に、まず重要になるのが“ベースカーブ”です。ベースカーブ(BC)とは、コンタクトレンズ内面の曲率半径のことです。

瞳は球体で人それぞれ曲がり方が違います。その曲がり方に合わせてレンズが形作られているのです。ただ、ソフトコンタクトレンズの場合は、素材がやわらかく、レンズの形が瞳の形に合わせてフィットしやすいので、ベースカーブの種類は各メーカーの製品でも、2種類か多くても3種類ぐらいしかベースカーブの形は分かれていません。

一方、ハードコンタクトレンズの場合はかたく、形が変わらずベースカーブの形によって装着した時の違和感がかなり左右されるので、ベースカーブの種類はソフトコンタクトレンズに比べてより細かく設定されています。

でもソフトコンタクトレンズの素材がいくらハードに比べてやわらかいと言っても、レンズを装着した時に「何だか動くな」とか、「ゴロゴロしている感じがする」という場合は、そのレンズは合わないということです。

合うコンタクトレンズを装着した時は、着けた瞬間に眼とコンタクトレンズが“自然となじむ”ような感覚になります。

ベースカーブというのはいわば合うコンタクトを探す時のわかりやすい指針になるようなものなのです。

ただベースカーブだけを重視すれば良いというわけではありません。


レンズの大きさや厚さ

ベースカーブ以外にも、各メーカーの製品によってレンズの大きさと厚さも違います。レンズが大きすぎたり小さすぎたりしても、眼の中で動きすぎてしまう原因になりますし、逆に張り付いているような感覚になったりします。

厚さも各メーカーや製品によって違ってくるので、合わない物を装着していると、まばたきをする度に違和感が出てきてしまうのです。

ハードコンタクトレンズの場合は、装着した直後にフィットする感覚が得られなかった場合でも時間をかけて慣らしていくという傾向にありますが、ソフトコンタクトレンズの場合は最初にフィットする感覚が得られないと、ほとんどの場合、時間が経つと余計に気になってきてしまう傾向にあるようです。

ですから、ソフトコンタクトレンズを選ぶ際には、“ベースカーブ”“レンズの大きさ”“厚さ”と、装着した瞬間の“眼に自然となじむ”という感覚を判断基準にされることをオススメします。


酸素透過度

コンタクトを選ぶ時には“酸素透過度”と“含水率”というのも気を付けた方が良い判断基準になります。

“酸素透過度”というのは、レンズを通してどれぐらい酸素が届くかという“量”のことになります。

コンタクトレンズを装着した時には、それだけ裸眼の時に比べて眼に酸素が届きにくい状態になります。

眼の表面にある角膜は、涙を通して空気中から酸素を取り入れていて、眼も常に呼吸をしているのです。

眼に十分な酸素が届かないと、酸素不足による角膜への影響も出てきてしまう場合があるのです。

ですから、コンタクトレンズを選ぶ時には“酸素透過度”の高いものを選ぶようにしましょう。酸素透過度は新しいレンズが出るたびに改善されてきています

。酸素透過度だけで見ていくと、比較的新しい製品の方が酸素透過度が高い傾向にあるようです。


含水率

続いて“含水率”について。
“含水率”というのはコンタクトレンズが含む水分の割合のことを言います。

含水率が高いコンタクトレンズだと割と装着した時になじみやすく、着け心地が良く感じられることが多いようです。

それなら含水率が高いものを選べば良いのでは?となりますが、必ずしもそういう訳ではないのです。

含水率が高いコンタクトレンズは着け心地は良く、なじみやすい一方で、眼が乾燥してしまいやすいというデメリットがあります。

含水率が高いと聞くと、それだけ眼に水分が与えられているように考えてしまいがちですが、含水率の高いレンズというのはそれだけレンズ自体に多くの水分を必要とする為、通常眼にあるべき涙も吸収してしまいやすく、それが眼の乾燥へと繋がってしまう場合があるのです。

コンタクトレンズを使用していると、ドライアイの症状に悩まされてしまう方もいますよね。

ドライアイとは眼の中の水分量が足らない為に、眼が痛くなったり、ゴロゴロしたりしてしまう症状のことで、眼が乾燥しているのでそれを補おうと涙目になったり、充血してしまったりもします。

含水率が高いと聞くと、水分量の高いレンズを装着しているので症状が解消されるような気がしますが、レンズ自体が水分を吸収しやすいので、本来眼に保っておくべき涙まで吸収してしまいやすいので、眼にあるべき水分量を補おうと余計に涙が出て、出た涙をまたレンズが吸収して…という悪循環になってしまう場合もあるようです。

含水率の高いコンタクトレンズは短時間使用には向いていますが、ドライアイの方や通常眼にあるべき涙の量が少ない方、長時間使用する方は含水率の低いコンタクトレンズの方がオススメです。



自分に合ったコンタクトレンズを装着していないと、眼に異物感を常に抱えている状態になってしまいます。

少しの異物感だと思っても、毎日数時間その状態が続くというのは結構ストレスが溜まるもの。

コンタクトレンズを選ぶ際に、何種類も試したら悪いかな…と思って、即決されてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、日常生活を送る上で眼が快適であることは重要なことです。

ぜひ専門家の方に色々質問をして、自分の納得のいく装着感の得られるコンタクトレンズを探すようにしてくださいね。

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カテゴリ: カラコン豆知識

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