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カラコンユーザーが眼科での診察が必要な3つの理由



カラコンユーザーが眼科での診察が必要な3つの理由
特に10代、20代の若い世代を中心に、ファッションアイテムとして大人気のカラコンではありますが、コンタクトレンズそのものの知識をまったく持たずに購入・使用することは大変危険です。

カラコン販売を行う大多数の店舗や通販などでは、厚生労働省の指導により「購入前には眼科で診察を受けて下さい」と明示していますが、中には「ただ売ればいい」という考え方が先行し、眼科での診察の有無の確認なく販売している業者も存在しています。

つまり、カラコンは誰でも簡単に購入することができる可能性が高い製品であるということです。

カラコンは「高度管理医療機器」として、厚生労働省より規制がかけられている製品であり、度付きの視力矯正用レンズと同様の扱いとなっています。
それでは、カラコンを使用する前にはなぜ眼科での診察が必要であるのか、以下でご説明させて頂くことにしましょう。


なぜ、眼科での診察が必要なのか?

1 目の病気などの有無の確認

視力補正用のコンタクトレンズを購入する際には、必ず専門医による診断を受けなければならず、処方箋なしでは購入することができません。

その理由のひとつに、「目の病気の有無の確認」があります。突発的な目の炎症なども含み、「結膜炎」、「ものもらい」、「ドライアイ」などの症状が現れている場合、通常ではコンタクトレンズの使用はできないという判断が下されます。

というのは、そのような目の病気を発症しているときにレンズを装着してしまうと、雑菌が目の内部で繁殖し、さらに症状を悪化させる可能性があるからです。

また、特にカラコンの場合では視力補正用のレンズと比較した場合、酸素を通しにくい構造となっています。

たとえば、ドライアイの症状のある方がカラコンを装着したとして考えてみましょう。
ドライアイの原因となるものには、「内科的な疾患が原因となって起こるもの」、「薬の服用によって起こるもの」、「外的環境が原因となって起こるもの」に大別することができますが、いずれの場合であっても、涙の分泌異常が原因となって起こると考えられています。

つまり、ドライアイの症状のある方がカラコンを使用すると、さらにドライアイを悪化させてしまう可能性があるということです。

2 体質(アレルギーの問題など)

涙の分泌量と同様、レンズ装着に関して「不適合」であると判断される原因のひとつに、アレルギーの問題があります。上記でも触れていますが、ウィルス性結膜炎やアレルギー性結膜炎であった場合にカラコンを装着してしまうと、いくらレンズを清潔に保ったとしても、症状を悪化させる原因となることは否めません。

はっきりとした自覚症状が現れていなくても、普段から目が充血しやすかったりかゆくなりやすかったりする場合には、自己判断をせずに必ず専門医による診断を受けましょう。

3 コンタクトレンズ装着の指導

ソフトタイプのコンタクトレンズの使用経験者であれば容易にご理解頂けるのではないかと思いますが、レンズをきちんと装着するためには練習が必要です。

ハードタイプと比較した場合、ソフトタイプは非常に柔らかく、慣れるまでには時間がかかります。

そのようなときに我流で装着することに慣れてしまうと、衛生管理がずさんになったり、爪で眼球を傷つけてしまったりと、のちのちになって目の病気を作ってしまわないとも限りません。眼科にもよりますが、ソフトタイプに慣れていない患者に対しては、装着の指導を行っていることが多いので、まずは装着の指導を受け、安全な装着方法をマスターしましょう。

カラコンをつけてみたい。
気持ちがそちらへ傾くと、今すぐに欲しくなってしまう気持ちはわかります。
ですが、目は身体の中でもとても重要な部分であり、大切に扱う必要があります。
万が一の事態を避けるためにも、自己判断は行わず、カラコンを使用する際には必ず事前に専門医による診察を受けておきましょう。

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カテゴリ: カラコン豆知識

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